

当初、フランス政府より寄贈返還された松方コレクション計370点とともに開館した当館は、それ以後の継続的な収集活動によって、今日では4547点の所蔵作品(平成20年度時点)を抱えるに至っています。なかでも、版画のコレクションは、現在では3747点にまで膨らみ、いまや当館の所蔵作品全体のなかにも、かなり大きな比重を占めるものへと成長しました。そこには、西洋版画史を語るうえで欠かすことのできない重要な芸術家たちの有品が、数多く含まれています。本展はこうした当館自身の版画コレクションを、若干の素描作例及び書籍とあわせた約130点によって、はじめてまとまった形で紹介する機会となります。
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展覧会の「序」として、頬杖をついて虚空を見つめる、定型的な「憂鬱‐メランコリー」の人物像の系譜を辿ります。デューラーからレンブラント、ゴヤやクリンガーらへといたる図像の継承と変容は、本展の内容を簡潔に要約していると同時に、「メランコリー」に捕らわれた者の思考や夢想が、さまざまな「イメージ」を現出させていくという意味で、展覧会本編への導入部となります。
泉に映る自身の姿に恋をしたというナルキッソスの神話(オウィディウス)や、コリントスの娘が壁に映し出された恋人の影になぞったという肖像の起源に関する物語(プリニウス)を参照しつつ、美術史の「顔」や「横顔」の表現を辿る『うつしの誘惑』、また、光の変化や時間のなかで移り変わる光景に焦点を当てた『うつる世界』、さらには、理想的な身体表現や解剖学的な人体描写を扱った『うつしみ/うつせみ』といった、複数のセクションによって構成されます。
この第二部も、『落下する身体』、『受苦の四肢』、『輪舞』…といった複数のセクションからなります。こちらでは基本的に、情念的な身振りを持った身体表現に焦点をあて、それらが時代や地域を越えてさまざまに反映されるという問題を扱います。 |
| 開催概要 | |||||||
| 名 称 | かたちは、うつる ─ 国立西洋美術館所蔵版画展 | ||||||
| 会 期 | 2009年7月7日(火)〜8月16日(日) | ||||||
| 会 場 | 国立西洋美術館 〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7 |
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| 開館時間 | 午前9時30分〜午後5時30分 (金曜日は午後8時まで、入場は閉館の30分前まで) |
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| 休 館 日 | 月曜日(ただし、7月20日、8月10日は開館、7月21日(火)は休館) | ||||||
| 観 覧 料 |
※常設展観覧券でご覧いただくことが出来ます。
※高校生以下及び18歳未満、65歳以上、心身に障害のある方及び付添者1名は無料 |
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| お問合せ | ハローダイヤル TEL:03-5777-8600 | ||||||
| 主 催 | 国立西洋美術館 | ||||||
| 協 賛 | EPSON | ||||||
| 協 力 | 西洋美術振興財団 | ||||||
| 公式サイト | 国立西洋美術館 | ||||||



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■応募日程
応募期間:2009年5月23日(土)〜2009年6月28日(日)
当選発表:2009年7月1日(水)
※当選発表は、メール及び当選者発表ページにて発表します。
※お申込み頂いた方全員へ抽選結果のメールを配信いたします。
プレゼントの応募期間は終了しました。
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