東寺講堂の諸像8体による仏像曼荼羅(イメージ)
《 開催趣旨 》
弘法大師空海(こうぼうだいしくうかい)は、延暦23年(804)、密教を求めて唐に渡り、2年という短期間のうちにその奥儀(おうぎ)をきわめます。奥深い密教の教えは、絵画などを用いなければ理解できないと空海自身がいうように、密教では造形作品が重視されます。
この展覧会では空海が中国から請来(しょうらい)した絵画、仏像、法具、また空海の構想によってつくられた教王護国寺(東寺)講堂諸像など、空海ゆかりの作品、さらに空海の息吹が残る時代に造られた作品を中心に、密教美術の名品を展示します。現存する空海自筆の書5件を、各巻頭から巻末まで展示するので、書家としての空海も存分にご堪能いただけることでしょう。
出品作品は 99件で、98.9%が国宝または重要文化財という、質、規模ともにこれまでにない展覧会です。
《 みどころ 》
1.密教美術1200年の原点−その最高峰が大集結します。
2.展示作品の98.9%が国宝・重要文化財で構成されます。
3.全長約12mの「聾瞽指帰」をはじめ、現存する空海直筆の書5件を各巻頭から巻末まで展示します。
4.東寺講堂の仏像群8体による「仏像曼荼羅」を体感できます。
5.会場全体が、密教宇宙を表す"大曼荼羅"となります。
《 展示構成 》
第一章 空海-日本密教の祖
第二章 入唐求法(にっとうぐほう)−密教受法と唐文化の吸収
第三章 密教胎動-神護寺・高野山・東寺
第四章 法灯-受け継がれる空海の息吹
国宝「帝釈天騎象像」 平安時代・承和6年(839) 京都・東寺蔵 |
国宝「大威徳明王騎牛像(五大明王のうち)」 平安時代・承和6年(839) 京都・東寺蔵 |
重要文化財「如意輪観音菩薩坐像」 平安時代・9世紀 京都・醍醐寺蔵 |
国宝「両界曼荼羅図(西院曼荼羅)」 平安時代・9世紀 京都・東寺蔵 展示期間[胎蔵界:7月20日〜8月21日、金剛界:8月23日〜9月25日]※写真は胎蔵界 |
国宝「密教法具」 唐時代・9世紀 京都・東寺蔵 |
国宝「錫杖頭」 唐時代・8世紀 香川・善通寺蔵 |
------- 開催概要 ------- | |
名 称 | 「空海と密教美術」展 |
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会 場 | 東京国立博物館 平成館 (東京都台東区上野公園13−9) |
会 期 | 2011年7月20日(水)〜9月25日(日) |
開館時間 | 午前9時30分 - 午後5時 ※入館は閉館の30分前まで (金曜日は午後8時まで、土・日・祝日は午後6時まで開館) ※開館時間については、変更の可能性もあります。 |
休 館 日 | 月曜日(ただし8月15日、9月19日は開館) |
観 覧 料 |
一 般:1,500円 / 1,300円 / 1,200円 大学生:1,200円 / 1,000円 / 900円 高校生:900円 / 700円 / 600円 ※料金は、当日 / 前売 / 団体 の順 ※中学生以下は無料 ※団体は20名以上 ※障がい者とその介護者1名は無料(入館の際に障害者手帳などをご提示ください)。 ※会期中、作品の一部に展示替えがあります。 |
主 催 | 東京国立博物館、読売新聞社、NHK、NHKプロモーション |
問 合 せ | 03(5777)8600 (ハローダイヤル) |
ホームページ | 東京国立博物館 / 展覧会公式ホームページ |
■応募方法
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ニックネーム :くーかい
メールアドレス:guide@xxxxx.jp
ご住所・お名前・コメント:
郵便番号:〒123-4567
ご 住 所:東京都台東区上野1234 ガイドマンション888号
お 名 前:上野 楽太郎
コメント:密教の奥儀をきわめたい。
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■応募期間:2011年6月2日(木)〜2011年7月27日(水)
■当選発表:2011年7月29日(金)
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