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特別展 生誕150年 黒田清輝─日本近代絵画の巨匠

2016年3月23日(水)〜 2016年5月15日(日)
東京国立博物館 平成館(東京・上野公園)

黒田清輝ポートレート 湖畔 舞妓
黒田清輝ポートレート 重要文化財 湖畔
黒田清輝
1897年(明治30) 東京国立博物館蔵
重要文化財 舞妓
黒田清輝
1893年(明治26) 東京国立博物館蔵
羊飼いの少女 婦人像(厨房) 読書
羊飼いの少女
ジャン=フランソワ・ミレー
1863年頃 オルセー美術館蔵
©RMN-Grand Palais (musee d'Orsay)/Michel Urtado/distributed by AMF
婦人像(厨房)
黒田清輝
1892年(明治25) 東京藝術大学蔵
読書
黒田清輝
1891年(明治24) 東京国立博物館蔵

生誕150年の大回顧展

本展は《湖畔》で広く知られ、日本美術の近代化のために力を尽くした黒田清輝(1866-1924)の生誕150年を記念した大回顧展です。
18歳になる年にフランスへ留学した黒田は、師ラファエル・コランや同時代のフランス絵画に刺激を受けながら、サロンに入選を果たします。帰国後には、印象派風の明るい光の表現を取り入れた黒田の画風が、日本の洋画界に新風を吹き入れました。
さらに東京美術学校で西洋画の教育を任され、また、美術団体白馬会を結成するなど、日本美術のアカデミズムを築きます。そして日本美術を国際的に認められるものとしようと苦闘しながら制作にはげんだのです。
この展覧会は、師コランやミレーなど、フランスで出会い導かれた作品をあわせて展示しながら、留学時代の《読書》《婦人像(厨房)》や帰国後の《舞妓》《智・感・情》などの代表作によって、日本美術の近代化に力を尽くし、絵筆で明治の日本を切り開いた黒田清輝の画業とその生涯を展観する、国立博物館初の大規模な黒田清輝回顧展です。


日本近代絵画の巨匠・黒田清輝

1893年に9年間のフランス留学を終えて帰国した黒田清輝(1866-1924)は日本の美術界に新しい風を巻き起こし、印象派登場以降のフランスの新しい画風を紹介しただけでなく、日本の美術が国際的な評価に耐えるものとなるよう、多方面で尽力しました。絵画は作者の内面や思想を表現するものであることを提唱し、自らの作品でそれを試み、また自身の言動によってボヘミアン的な芸術家像を伝え、美術が自由な自己表現を要件とすることを示しました。東京美術学校(現:東京藝術大学)の油彩画教育の礎を築き、日本で初めての官立美術展・文展の設立と審査に携わり、油彩画のアカデミズムをかたちづくるのにも大きな力を持ちました。
しかし、その過程は葛藤に満ちています。美術をめぐる日仏の状況の違いや封建的な日本の社会は黒田に様々な困難をもたらしました。西洋美術の中で最も重要なモティーフとされる裸体像の日本での受容に当たっては、1895年の裸体画論争以来、晩年に至るまで裸体美術批判と戦わざるを得ませんでした。また、美術教育、美術行政など他方面での活躍を求められ、画業での理想を果さずに逝去しています。美術界の大家となったとはいえ、夭折の画家とも言えるでしょう。


《 みどころ 》

  • 生誕150年を機に開催される、国立博物館で初の大規模回顧展!
  • 黒田清輝のフランス留学と同時代のフランス絵画を合わせて展示。
  • 「教科書で見た絵の画家」にとどまらない、「人間・黒田」の実像に迫る!

《 展示会の構成 》

  • 第1章 フランスで画家になる─画学修行の時代 [1884〜1893]
  • 第2章 日本洋画の模索─白馬会の時代 [1893〜1907]
  • 第3章 日本洋画のアカデミズム形成─文展・帝展の時代 [1907〜1924]

※画像の転載・コピーは禁止いたします。

《 開催概要 》

名 称
特別展 生誕150年 黒田清輝
会 場 東京国立博物館
(東京都台東区上野公園13-9)
会 期 2016年3月23日(水)〜2016年5月15日(日)
開館時間 午前9時30分〜午後5時
※金曜日は午後8時まで、土・日曜、祝日、5月2日(月)は午後6時まで開館。
※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日
※3月28日(月)、4月4日(月)、5月2日(月)、5月6日(金)は開館
観覧料
 当日前売団体
一 般1600円1400円1300円
大学生1200円1000円900円
高校生900円700円600円
※ 団体料金は20名様以上。
※ 中学生以下は無料。
※ 障がい者とその介護者1名は無料。
 (入館の際に障がい者手帳などをご提示ください)
※ 前売券は、3月22日(火)まで販売。
主 催 東京国立博物館、東京文化財研究所、朝日新聞社、NHK、NHKプロモーション
問合せ 03(5777)8600 (ハローダイヤル)
関連サイト 東京国立博物館 詳細ページ
展覧会公式サイト
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《 応募期間 》

2016年2月17日(水)〜2016年3月16日(水)

《 当選発表 》

2016年3月18日(金)

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